あらすじ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編本!「自分が生きやすい」社会に必要なのものとは? 感情的な共感の「シンパシー」ではなく、意見の異なる相手を理解する知的能力の「エンパシー」。この概念を心理学、社会学、哲学など様々な学術的分野の研究から繙く。うまく活用するために、自治・自立し相互扶助のアナキズムを提唱。新しい思想の地平に立つ刺激的な一冊。他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書! ――東畑開人※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。