あらすじ「世界の謎」を追う神話ファンタジー、待望の3巻!命を生む正神『スメラ』の手がかりを求めて泛旦国を訪れた琉劔たちは、弱冠15歳で王座についたダギと出会う。瑞雲と旧知の仲だったダギは再会を喜ぶも、彼は尾をもって生まれたため「狗王」と蔑まれ、母親である王太后からも疎まれていた。しかも、彼が即位した経緯には不可解な点があって……。はるか南方の国で琉劔たちの旅は思わぬ方向に大きく動き出す――。