剣斗と友達の拓弥が学校の帰り道、具合が悪そうにうずくまっている高齢の女性・ちずを見かけ、声をかける。買い物の荷物が重そうなので、二人で家まで持っていくことに。ちずはもともと人見知りが激しく、子どももいなかったため、夫に先立たれてからは友人知人もおらず孤独に暮らしていた。通い猫4匹の世話だけが生きがいになっていたちずは、剣斗たちが猫を嬉しそうにかわいいと言うので、猫の世話を手伝ってもらえるか声をかけた。その後二人はちずの手伝いを続けるようになり、ちずの故郷のお菓子を一緒に作ったりして仲を深めていく。剣斗たちの優しさや商店街の皆のおせっかいで次第にちずの交流範囲が広がるようになって、ちずのピンチもみんなで救うことに… (大分のおやつ団子・やせうまのレシピを掲載!)