戦争劇画の第一人者・小林源文が独ソ戦で活躍したヴィットマン少尉の活躍を描く。1943年夏、ドイツ東部軍はクルスク突出部の失地回復を目指し攻勢に出る。実在の戦車エース・ミハエル・ヴィットマン少尉の属するティーゲル戦車部隊はソ連軍に大打撃を与えた。だが、作戦自体はソ連軍の反攻にあい、失敗。戦術的後退を余儀なくされる。この不利な状況に、ヴィットマンを中心とした戦車部隊の戦いぶりを忠実に描写する!●目次Act.1「プロホロフカ大戦車戦」Act.2「東部戦線再び」Act.3「ブルーシロフの攻防」Act.4「ラドムィーシル攻防戦」Act.5「防御戦闘」Act.6「チェルカースィ解囲戦」Act.7「新たなる戦場」読切「ウサギの黒騎士 第4話」読切「源文先生の仕事場」初出/歴史群像(学習研究社)No.82~87、「ウサギの黒騎士 第4話」:描き下ろし(初出:コミック「装甲擲弾兵」)、「原文先生の仕事場」:描き下ろし(初出:コミック「Cat Shit One 第2巻」)