あらすじ長い一日の終わり、鳥居狭(とりい はざま)はニュースを見て硬直する。\nそれは寄席で見たあの女を殺した犯人とその共犯者が、不審死を遂げたことを知らせるものだった。\n同刻、石神井包(しゃくじい くるむ)は「怪談・顔を焼かれた母親」を上梓する。\n数日後怪談が普光院透里(ふこういん とうり)により高座で披露された後、ひとりの男が事故車の中で焼死する。そして、新たな怪談はトンネルの暗がりで……。