あらすじ【記憶がなくても、同じモノじゃなくても、 それでも愛している。】 「かならずキミを見つけだす。」 ーー朝柊(あしゅう)により初期化されたキルト。 キルトであったことの全てが失われ、真昼(まひる)のことも忘れてしまう。 朝柊は「キルトだったモノ」をヒューマン・エレクトロニクス社に売却。 新たな存在として中古ラブドール「アゲハ」がレンタルされる。 転々と居場所を変えるアゲハを追う真昼。 新しく生まれたアゲハという人格。 二度とは戻らないキルトという人格。 真昼はそれでも彼を探し続ける。 ※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
りりんりながい通報5.0「人形型モノクローム」のキルト君のお話はぁ。。。あの作品で木綿くんを救ったキルト君と真昼にはこんな重たい重たい切ないいきさつがあったんだな。すれ違ってしまってからのキルトの時間は、正直辛すぎてしかたない。メンタル安定してる時に読むのがオススメ。相変わらずこの作家さんの、世界観を構築する力はすごいです。毎作品、ちゃんとハッピーエンドなんだけどハッピーエンドまでがつらいんだよなああああ。2024/11/03いいね
バナナさん通報4.0好きな作家さんだけどこの作家さん、意図してか不本意なのか、ラフな作画になる傾向があります。こちらは愛玩用人造人間が、2巻を通して心身共に傷付く場面が多く、個人的にはそういった過酷な状況を読み進める精神状態でないと開きたくない作品です。そんな身の上の彼でも、出会った人の中に、彼が人間になれるよう種をまいてくれた人、助けられなくても大切に思ってくれていた人、ずっと探してくれた人がいたというお話でした。2024/07/28いいね