あらすじ教会から離れ、正式に公爵家の養女となったアリシア。聖女の不在により苦しむ人々の実情を知った彼女は、辺境での慈善活動に参加することに。そんな中、話の裏に教皇がいることを知ったリオンが変装して付き添うことになり、共同作業や祭りなどを通じて、二人の距離は更に縮まっていく。一方、聖女を必要とする人々を口実に、教皇はアリシアに近づく。教会に復帰することを迫られて、悩む彼女が下した初めての決断とは――「リオンさまと一緒なら、大丈夫」これは虐げられた少女が自分の声を取り戻し、幸せになる物語。