国際的な業務に携わるビジネスパーソンはどのように自身の英語の「壁」を乗り越えているのか。本書は、今まで暗黙知とされてきた彼らの“成長要因”を、産学連携の調査研究を通して解明し、10年ごと、今回で3回目の実施となる大規模調査結果を根拠としたデータと共に可視化した日本で初めての書籍です。◆ ビジネスコミュニケーションに必要な英語力について、ある一定のレベルから「壁」が存在する。◆ビジネスパーソンの役割や対峙する相手によって求められる英語力の “質”が変化する。質の変化を促す要因は、→ 相手を常に意識した英語力の習得→ ビジネスパーソンの成長段階に応じた業務・役割に根差した英語力の習得→「壁」を突破したビジネスパーソンは、コミュニケーションの際に「相手」を常に意識。目的(Purpose)、受け手(Audience)、内容(Information)を踏まえた形式・伝え方(Language Feature)に精通している◆ビジネスコミュニケーションのための英語を使用する「場」の必要性