一定の年齢に達した人、誰もが思うこと。それは自分自身が認知症になってしまう心配ではないでしょうか。
60歳ないし65歳で定年や退職を迎えても、人生はまだ20年以上続くのが一般的です。
せっかく健康を維持してきても、認知症になって生活を楽しめなくなったり、家族に迷惑をかけてしまうとしたら、残念なことです。
脳トレやスポーツ、食事、ダイエットなどで、認知症を防止できるのでしょうか。
タバコや酒、コーヒーなどは認知症と、どう関係があるのでしょうか。
このあたりを、しっかりと認識し、元気な脳を保ちたいものです。
本書では、脳神経内科医として40年以上、認知症、脳卒中などの患者さんの治療や予防に関わってきた米山公啓先生が、脳の健康を保つための方法を自身の経験から提案いたします。
米山先生のお話から脳の健康のための継続できる、自分のための「何か」を見つけ出してください。