※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。著者の高校時代は、豊かな消費社会が築かれるとともに、群衆として生きるという人間性喪失への不安感が漂う時代でもあった。そこで生きることの意味を問う高校生の思索の軌跡をたどることで、1960年代後半における哲学史-精神史を再構成した思想的自伝。1999年から2001年にかけて『エコノミスト』に連載した読書ノート「月曜の手紙」をあわせて収録。