会社の先輩と恋人の浮気現場を目撃してしまった俺は、傷心を引きずりながら夜の街をさまよっていた。しかしそんな状態で酒を入れるのは危険だ。深酔いして自分を見失い、トラブルに巻き込まれてしまう恐れがある。かといって真っ直ぐ帰る気にもなれない。「お疲れでしたらマッサージいかがですか?」迷っていたらマッサージ店の女性に声をかけられた。エッチではない方のマッサージ店だ。でもキレイな女性だった。俺は下心など抱かずに入店するが…言葉を交わし、肌ふれ合ううちに打ち解ける男女。個室のふたりは淫らな気持ちをおさえられなくなる。下半身にのびる白くて細い指の誘いで、俺は白いものをぶちまけてしまうことに――収録されている「話」はサンプルページの目次をご確認下さい。