※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。農家の高齢化や減少により増える遊休農地の活用策を探るシリーズの第3弾です。「誰が?」では、1年前の農地法改正で農地を新規に取得する際の最低面積基準(下限面積)が廃止になった影響を検証しました。これまで農地を持たなかった人が小さい畑を取得する動きが各地で生まれています。農水省が8割の農地を担い手に集積するという政策を進めた結果、農家も農地も減少していますが、兼業・多業による小さい農業が新しい「農型社会」をつくります。「なにで?」は農地の粗放利用に向く品目を取り上げています。注目はヘーゼルナッツ。近年、輸入量が急増しているヘーゼルナッツを、遊休農地を活かして生産・販売する動きが長野の積雪地帯から全国に拡大中です。「どうやって?」コーナーでは、使い切れない農地を地域で活かすために使える制度・仕組みを取り上げました。また、この4月から施行になる「相続登記義務化」について特集内で詳しく解説しています。<目次>今号の撮っておき! 「中干し延長」にやっぱり違和感特集 「使い切れない農地」活用 part3 農地を守る 誰が? 何で? どうやって? 誰が? たとえば下限面積廃止でどうなった? 狭い農地はこの町の農業の強みだった! 広島県熊野町農業委員会事務局 内田直人 なにで? たとえばこの品目で粗放利用 ヘーゼルナッツ 寒さに強く栽培が簡単 長野県長野市・岡田浩史さん、晃治さん ダッタンソバ 耕作放棄地326haで有機栽培 神門 石井弘道 イタドリ 高齢でもできる 休耕田1.3haを活用 高知県中土佐町 戸田晴喜 ヨモギ 山形県鮭川村 長田邦彦/JAえちご上越営農部販売課 後藤直行 ボタンボウフウ 香々地べジファーム 渕秀幸 オオシマザクラ 京都よさの百商一気 小長谷健 ヒツジ 岩手県花巻市・ひつじ農園はなまき どうやって? 人と農地のための仕組み・制度を活かす 農村RMO 中山間直接支払 農家以外を巻き込む 貸し農園と地域運営組織 愛媛県東温市奥松瀬川地区 最適土地利用総合対策 力作のジオラマで始まった新事業 長野県松川町大沢地区 養蜂農家と連携 使い切れない農地を蜜源に 鹿児島県枕崎市田布川地区 地域まるっと中間管理方式 不在地主問題に先手、これは農地と地域を守る手段 鳥取県日南町 糸田川啓 兵庫いきいき農地バンク 集落まるごと農地バンクへ 兵庫県丹波市 竹内真泰 相続登記の義務化 恐れるに足らず 司法書士 鈴木慎太郎 所有者不明農地の活用法もの申す スマート農業をアグロエコロジーからみると カリフォルニア大学サンタクルーズ校 村本穣司 非現実的な「原発3倍」宣言 温暖化対策にはなりえない 東北大学教授 明日香壽川集落 むらの足 小さな稼ぎと合わせ技! 毎月定額乗り合いタクシー 井田屋 板倉満幸 補助金を利用した移動支援がやりやすくなった 全国移動サービスネットワーク 伊藤みどり 川谷もよりのビジョンづくり② 新潟県上越市 鴫谷幸彦 新連載 空き家のミカタ① 神山町移住交流支援センター 吉田涼子 ご当地おもしろスポーツ② ゲッター・木ッター・立ッター農 集落営農も 有機で元気になる! 移住者6人が担う 有機農業でツルも子供も増やす ファームつるの里 森次高志 懐かしくてうれしい生きものの多様性 橋波アグリサンシャイン 三島大地 総面積約100haで有機農業 ファーム広瀬 庭本久則 新連載 地方で挑戦するあなたへ 地域マーケティング講座① くつろぎたいのも山々 猪原有紀子 新連載 唄は農につれ農は唄につれ① ノンフィクション作家 前田和男防災 岩手県初の田んぼダム235ha、四つのパターンから選ぶ 岩手県紫波町・水分上地区環境保全活動組織山・里山 私たちイチから山づくり始めます 境界確認をやってみた 愛知県岡崎市 加藤隆人 山の資源状況がつかめる「航空レーザデータ」 奏林舎 唐澤晋平 流通を変え、稼げる山づくりを実現 木材コーディネーターに注目だ ウッズ・能口秀一さん地撮り!27 廃校利用のキャンプ場が人気『季刊地域』ホームページがリニューアル田舎カフェ10 季節ごとに変わる畑を眺める 青森県八戸市 川村久美ゆるくらジャーナル 本・映画 輝く図書館 読者の声