「大友ユヅル」は10数年ぶりに故郷へと帰ってきた。結婚記念日となるはずだった、その日に…相変わらず閑散とした駅前。偶然入った喫茶店で彼は声を掛けられる。「もしかして、ユヅル君?」声の主は少年時代の憧れの人、「横山先生」だった。彼女にとっても「その日」は特別な日だった。運命的な偶然の出会い。変わらずキレイな憧れの人。心にある深い傷。「先生、ボク、もっと一緒に…」「私もよ…」そこから先は、もう言葉は必要なかった。重なる肉体、絡み合う吐息。お互いの欲しいものがそこにある…月夜の晩の完璧なセックスに魅せられた二人は、それから何度もカラダを重ね合う。その夜が、彼らを縛り付けるとは知らずに…収録されている「話」はサンプルページの目次をご確認下さい。