あらすじ「君をもっともっと僕のものにしたい」 無垢なタムシンは花嫁衣装に身を包み、リムジンに乗っていた。幼い妹のため、富と引き換えに不埒なシークの甥に嫁ぐのだ。ところが結婚式に向かう途中、突然、何者かに襲われる。薬をかがされて気を失ったタムシンが目覚めると、冷酷だが美しい謎の大富豪が彼女を見下ろし、冷たく告げた。「君の婚約者とその一族を破滅させる」マルコス・ラミレスと名乗った彼に力ずくで唇を奪われ、タムシンは屈辱を覚えると同時に激しく心をかき乱された。彼の計画を遂げるための“道具”にされるだけなのに……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。