ロマンスの女帝リンダ・ハワード自身が、「今でも心から離れない」というヒーローの物語!
母と弟を亡くした悲しみが今も消えないベアリー。そんな彼女がある日、何者かに連れ去られ、異国で囚われの身となった。暗い部屋でじっと心身の痛みに耐えるベアリーに、黒い影が忍び寄る――「合衆国の救出隊員、ゼイン・マッケンジーだ」ゼインに導かれて建物を抜け出し、深夜まで身を潜めた。その間、ベアリーは彼の強さと優しさに激しく惹かれ、命がけの状況のなか救いを求めるように、純潔を捧げたのだった。それから2カ月。あの夜の結果、人知れず小さな命を宿したベアリーは、事件後、なぜかゼインと彼女を会わせまいと妨害する父を避け、密かに姿をくらまそうと考えた。そこへ突然、愛しのゼインが現れる!
■《マイ・ベスト・ブック》と題し、作家本人がおすすめする自著をご紹介する企画です。大スター作家リンダ・ハワード自身が惚れこんでいると公言する、勇敢で優しい、どこを取ってもパーフェクトなヒーローが登場する不朽の名作をどうぞ!
*本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。