あらすじ禁を犯した。私はついに、吉也との一線を越えてしまった。夫のある身でありながら、私は何という女になってしまったのだろう…。でもこの地獄のような暮らしの中に私の居場所はなく、吉也との逢瀬だけが唯一、生きる悦びだった。そしてそれは吉也も…。吉也となら、あの清瀬川の家を出て、何処か誰も知らない場所に行くことが出来るかもしれない。何もかも捨てて逃げたい、吉也と――…。※この作品は【危険恋愛M】vol.105でもお読みになれます。