定年後の知的活動はこの1冊で足りる!定年後にゆっくりと何を読むか――それは多くの人が抱える課題だろう。誰もが何かを読まねばという焦燥にも似た思いを抱く。しかし、何を読んでいいのかわからない。そうしたあらゆる人々に応えるのが本書である。目次を見てもらえれば、一目瞭然。これはしたり!思わず膝を打つような書物ばかりではないか。各界の代表者、作家、学者、評論家、芸術家……など、とにかく書に親しんできた人々に「この1冊」をあげてもらうのだ。ためにならないわけがない。しかも、「不滅の名著百冊」や「老後を支えてくれる古典」をはじめ、「枕頭の歴史書」や「時代小説50本」まである。これだけあれば、30年かけても読了しないだろう。ということは、この1冊さえあれば、定年後の知的活動は事足りるのである。めでたし、めでたし。