「いつか彼の元に僕の物語が届きますように」 若き売れっ子小説家の相楽樹月は、担当編集の佐谷真琴のことが出会ってから2年間ずっと苦手だった。しかし、執筆以外に無頓着な自分を献身的に支えてくれるところや、弱気な一面があることを知り、次第に信頼関係が芽生えはじめていた。そんなある日、新刊発売記念で開催されたサイン会にて、体調を崩した佐谷が倒れてしまう。流れで相楽が自宅まで送り届け、そのまま看病をすることになり――。《収録内容》◆『この感情にタイトルをつけるならば』5~8話◆描き下ろし22P◆電子限定描き下ろし漫画