あらすじ島国ウィローズの第四王女・ブルーベルは自由奔放で、孤児院の子どもたちと仲良く遊んでいた。幼いながら孤児院の男の子・グレイと将来を誓うも「いつか必ず迎えに来る」と約束して、グレイは島を出て行ってしまう。それから8年、約束通り戻ってきたグレイは黒魔術師になっていた。黒魔術師のグレイに悪い噂は絶えないが、彼は変わっていないと信じ、ブルーベルはグレイに近づいていく。大人になって再会した二人の関係は、揺れながら微妙に変化していく。8年前、どうしてグレイが島を出て行ったのか?やがてその疑問は解き明かされ、同時にブルーベルが背負わされた過酷な運命もあきらかになっていく。