あらすじ私たち生物が避けて通れない「老化」。老化がもたらす不都合は、できることなら体験したくないものだ。不都合の到来をできるだけ先延ばしにし、到来してもつらいものとせずやり過ごすためにはどうしたらいいのか。在宅医療の現場で多くの患者さんや家族と接してきた医師がそのコツを伝授。さらに老化の後にやってくる死ともなれば、その準備も、となると気が重く、できれば考えたくないことだ。しかし準備はおろか、想定すらしていないと、いざというとき慌てふためき、理想の最後を迎えられないかもしれない。健康なうちからできる準備を著者が指南。最後まで正々堂々と、寿命をまっとうするために――生きる勇気が湧いてくる一冊。