死闘の果てに、悲願の一つを叶えた伽羅森は、高校生という日常へと戻る。魔剣ティルフィングに呪われている状況は変わらないが、彼はどこか燃え尽きたような日々を過ごしていた。 そんな中、日継との新たな任務で出会った一人の少女、独部由良。彼女は「普通の人間には視認できない」歪みを抱えた少女で・・・・・・。「私、このメンバーで、バンドをやりたい!」 誰からも認識されない彼女の切なる願いを叶えるために、協力を始める伽羅森やアーカイブたちだったがーー。「私は・・・・・・何をすれば良いのでしょうか」「何をしたっていいんだよ、もう」 『自由』を叫ぶための蒼い戦い。その咆哮は、どこに響くーー。