きのこ狩りから新薬開発、エネルギー問題、催幻覚性キノコまで。菌類愛好症(マイコフィリア)の人々が織りなす、素晴らしきキノコの世界!
ニューヨークで活躍する人気フードライター、ユージニア・ボーンが、キノコと菌類の王国を巡った発見の旅を綴ったエッセイ。キノコ狩りから新薬開発、エネルギー問題、催幻覚性キノコについて等、菌類の驚くべき世界を軽妙に語ります。ニューヨークタイムズ紙にも絶賛された名エッセイ! 書籍版ではページの兼ね合いから掲載できなかった詳細なリファレンスも、電子版には新たに収録しています。
第一章 キノコ狩りという名の響宴
第二章 菌学会で出会った、魅力的なキノコ博士たち
第三章 役に立つ菌類、破壊する菌類、寄生する菌類
第四章 キノコハンター、キノコ泥棒、キノコ狂
第五章 キノコを育てる人々
第六章 官能のキノコ、トリュフ
第七章 マッシュルームのすべて
第八章 キノコは新時代のスーパーフード
第九章 薬になるキノコ、毒になるキノコ
第十章 マジックマッシュルームの誘惑
第十一章 マイコテクノロジー 菌類応用技術という魔法
第十二章 私たちは菌の集合体である
著者:Eugenia Bone(ユージニア・ボーン)
著者プロフィール:フードライター、ニューヨーク菌学会代表。『ニューヨーク・タイムズ』、『デンヴァー・ポスト』、『サヴール』、『フード&ワイン』等、さまざまな媒体に寄稿している。本書『マイコフィリア』は『ニューヨーク・タイムズ』紙にて、「ユーモアと驚きに満ちていて、実にためになる本」と絶賛されている。
監修:吹春俊光
訳:佐藤幸治
訳:田中涼子