未来の働き方について確実に言えるのは、私たちの仕事がますます創造的になっていくということだろう。変化のスピードが加速し、ビジネスがさらに複雑化している状況では、新たな課題への独創的な対応が求められ、それができなければイノベーションは望めない。今日、あらゆる階層のあらゆる職種で創造性というスキルが不可欠になっているが、本書では、創造性を「統合」「分割」「図地反転」「遠位思考」の4つのタイプに分類し、それぞれのスキルがどのようにイノベーションを成し遂げてきたか事例を交えながら、活用法を論じる。*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2023年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。