あらすじ一夜を共にした若葉の口から語られたのは、二人が出会った辺境の村で最近発生した不審死についてだった。その原因は供物であった自分が逃げ出したために起きた『祟り』だという。そんな若葉から志田への依頼は、一緒に村に戻って『祟り』を止めてほしいというものだった。10年前、人身御供にされるはずだった若葉との約束を思い出した志田は、半信半疑のまま忌まわしい村へ向かうことになるが――。