あらすじ決まり切った毎日を送る会社勤めの八坂弘は、ある日、駅でスリの子供に遭遇した。その子は弘の手首の傷痕を見て尋ねる、痛かった? と。その日、はじめて弘は無断欠勤する。その子はくしゃくしゃの紙切れに自分の名前を書いて弘にプレゼントした。紙切れには《ネジ》の文字……。二人の奇妙な共同生活は始まった……。