きれいに指して美しく勝つ。本筋の将棋を堪能しよう
きれいに攻めて美しくまとめる。
倒れない粘りで逆転する。
斎藤慎太郎八段の指し回しは居飛車の手本と評されます。
本書は、斎藤八段の実戦を題材にして、将棋の考え方を伝える戦術書です。
序盤の駒組みの工夫、中盤の攻防、終盤の寄せ。相居飛車・対振り飛車それぞれの戦型をテーマに、一局を通しての勝ち方を解説しています。
一瞬の切れ味と強靭な受けを併せ持つのが斎藤流。
本筋を歩む将棋を堪能しましょう!
第1章 相居飛車
矢倉
角換わり
相掛かり
横歩取り
第2章 対振り飛車
三間飛車
四間飛車
中飛車
斎藤慎太郎(さいとう・しんたろう)
1993年4月21日生まれ。奈良県奈良市出身
2004年9月、6級で畠山鎮八段門下
2012年4月1日、四段
2020年2月13日、八段
将棋界でもトップを争うほど研究熱心な居飛車党で、終盤力にも定評がある。
また、詰将棋愛好家でもあり、奨励会員時代から詰将棋解答選手権に参加し、第6回(2009年)で3位・第7回で5位・第8回~第9回で連続優勝と、その手腕を発揮している。
詰将棋作家としても活躍しており、月刊『詰将棋パラダイス』誌で複数回の入選、半期賞の受賞も果たしている。
2015年度、2016年度の2年連続で勝率1位賞受賞。
2017年、第88期棋聖戦でタイトル初挑戦。
2018年、第66期王座戦で初タイトル王座を獲得。
2020年、第78期順位戦でA級昇級。
著書に『最強最速の将棋』、『糸谷&斎藤の現代将棋解体新書』、『常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編』、『規格外の新戦法 矢倉左美濃急戦 最新編』、『斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究』(いずれもマイナビ出版)がある。
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