涙と笑いとゲーム愛あふれるその内容に、有野課長も大絶賛!
人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」の放送作家・岐部昌幸がお届けする待望の小説第2弾!
80~90年代にかけて、社会現象となったファミリーコンピュータ。
あのころ夢中でプレイしたソフトをモチーフに、岐部昌幸が新たに紡ぎ出す、
ゲームキャラクターたちの「世にもふしぎな」アナザーストーリー全4編!
1『商人の息子』
商人の息子に生まれた主人公・ユウスケは、悪魔王討伐の旅に参加するも、
戦闘に向かない自分の能力に自己嫌悪する毎日。
ついに耐え切れず、パーティを飛び出してしまい――。
2『とある村からやってきた、パンツ一丁の男』
ある日、デパートの屋上でアルバイトをしていたマキノは、
ヒゲモジャでパンツ一丁の怪しい男と出会う。
彼は悪魔にさらわれた婚約者を救出に向かう途中だというが――。
3『リストラ会議』
長年愛されているパズルゲーム<ミノリス>。
同部署に所属する7人の社員にまさかのリストラ通告が。
いらない社員は一体誰だ! ?
白熱のリストラ会議はやがて思わぬ方向に――。
4『兄弟の確執』
兄のクリオばかりが活躍し、なかなか目立つ機会に恵まれない弟・二テール。
「オレだってやればできると証明してやる! 」と、
たったひとりでプラム姫の救出に向かうが――。