子育てには悩みや不安はつきもの。
でもその原因の多くは、子どものことがちゃんと分かっていないから。
「自分の子どものことだから、ちゃんと分かっている! 」
そう思う人も多いかもしれません。
でも本当でしょうか?
幼児期を過ぎた子どもはすでに、
親が一生をかけても知り得ないことを知ろうと、
もがいているのです。
もがきながら、どんどん「自分なりの道」を歩こうとする。
子どもの行くその道は、親から見れば不安に思え、心配になる。
不安で心配だから、つい親の考え・価値観を押し付けようとしてしまう……。
そんな親心が、
実は子どもからワクワクするような未来を奪ってしまうことにもなるのです。
子どもの心を、能力を、可能性を、どこまで親は信じられるか。
それは、わが子をどこまで理解できているか、ということ。
それは、「子どものために何かをする」ということではなく、
「親がどういう態度で生きるか」、そこにも大きなヒントがあります。
プロローグ 子育ては後悔の連続である
第1章 学習:子どもの才能はぐんぐん伸びる
第2章 感性:豊かな言葉と発想で心を育てる
第3章 自立:生きる知恵と、生き抜く強さを身につける
第4章 生きる喜びを教える母親の笑顔
エピローグ 先生はお疲れか