あらすじ四ツ谷近くの坂で幽霊の声を聞き、寝込んでしまった男がいるとの噂が左門町にもながれてきた。木戸番の杢之助は棒手振りの松次郎と竹五郎から話を聞き、そこから仕掛けを見抜き背景を探る。原因は義憤によるものと知った杢之助は岡っ引の源造と手を結び、仕掛けに手を貸そうとするのだが……。