『ほら、ぼくもこんなに先生を欲しがっているんだから』目の前に突き出された、少年の熱く滾った肉塊が脈打ってそそり立っている。『先生、ぼくとしたいでしょ? 凄く気持ち良くしてあげるよ! 先生を調教してあげる』 欲情で膨らみ切った男茎がトロトロになった蜜壺にズブリと挿入された。蜜が噴き出す。ジュプジュプ、ヌプ、ヌプと水音がするたびに快感が身体の芯を走り抜ける。『凄い! 気持ちいい! イキそうよ! 誠くん、そんなに激しくしないで! もう少し、このまま感じていたいから……』少年はピストン運動をゆっくりしたものにした。今にも破裂しそうなほど膨らみ切った先端の襞が蜜壺の襞にじんわりと擦れて気持ちがいい。深く侵入してくると両足が硬直して指先が震えた。引かれると硬直した身体が弛緩して吐息が漏れた。『あっ! もう、ダメ! 誠くん、もうイキソウなの! くっ! っ、っ、ウフッ!』身体が震えて頭の中が真っ白になり、いつもより激しい痙攣が走った。『先生のこと好きなんだ』爽やかな誠の笑顔がいつまでも頭の中にこびりついていた。優等生と聞いていたのに、垣間見える悪《わる》の気配が、いつの間にか涼子の心を捕らえていた……。「先生は極上の生贄だ」謎めいたことを言う誠には、信じられない秘密があった……。