幼い頃手を取り合い、頼り頼られお互いを大切にしながら成長した義姉弟の梨花と佑樹。高校の養護教諭となった梨花は、佑樹のために叔父との背徳行為を受け入れなくてはならない日々を送っていた。解放される見返りとして課せられた見合いの存在。それを知った佑樹は心に秘めていた狂気を爆発させる。豹変した彼に翻弄され激しい快楽を与えられた梨花は、深く心に眠る自分の本心に気づいていく。「僕から、梨花をとるな!」愛しくも罪深い耽溺生活に溺れるふたり。これは愛か、それとも罪か…。信頼の陰に潜む依存という名の危うい狂気。暴走した想いは、ふたりを背徳の檻に閉じ込める。不埒な愛に溺れる、インモラルラブストーリー。