あらすじ学校ではほとんどだれとも話をしない「ぼっち」の松尾音々は、あることがきっかけで、クラスの優等生・天神くんから句会の誘いを受ける。 詠みあげられる句を聞きながら、音々は「五・七・五」の影響を強く受けていたことに気づく。 この音数は、世の中にあふれていて、この世界を構成するひとつの要素になっているのかもしれない、と。 17音で感じる季節。17音に込める想い。そして、17音で描く未来--。 「言葉の力」を信じ、短くも強いコミュニケーションで、音々たちは新しい世界を切り拓いていく。 小学上級・中学から