障害の有無に捉われず、どの子も大切にするインクルーシブ保育。子ども目線で保育を見直す9園の事例を、豊富な写真でご紹介!どの園にも障害のある子、外国につながりのある子などがいて、一斉に同じ活動をする従来の保育が、実情に合わなくなってきています。日本の分離教育はインクルーシブ教育に反しているとして、国連からの改善勧告も。子どもたちの多様化が進む中、どの子も主体的に園生活を送れるように、一人ひとりを大切にするインクルーシブな保育が今、求められはじめています。具体的にはどうすればよいのか、と難しく思われがちなインクルーシブ保育ですが、本書では、登園、自由あそび、食事、運動会や発表会など日常保育のあらゆる場面での、インクルーシブな保育事例を豊富な写真でわかりやすくご紹介。保育者同士の協働や、保護者との関係づくり、専門機関との連携の方法などを、9園の実践から学びます。