あらすじ社会環境が目まぐるしく変化し、自分にとって何がいちばん大切か見えにくくなっている。生きていることのいちばん確かな証拠は、このからだがあるということ。そのからだを動かせるということ。からだにとっての「きもちよさ」を立脚点として、こり固まったからだをほぐし、身体感覚をひらき、心身をひらく。野口体操を学び、楽に立つこと、自由に歩くこと、楽しく走ること、よく寝ること、他者とのいい関係を築くこと、そういったことが気持ちよくできる自分のからだのありかたを見つけたい。