あらすじ山奥の寒村で暮らす洋子(ようこ)は幼い頃から村人たちに言われるがまま、なすがままに生きてきた。 肉体と精神がただただ蝕まれていくだけの日々…しかし、その日々は突如一変する。自分とそっくりな顔をした女の死体を見つけた事で…。 「私が帝都に行って…安藤環奈(あんどうかんな)になり変わる…!」別人としての人生と、憧れの自由。しかし、逃げ出したその先で待ち構えていたのは、洋子が望んだ"自由"ではなかった──。 囚われの胡蝶が見たものは、吉夢か悪夢か?