あらすじ経営戦略と人材戦略の連動が重要とされ、日本では人的資本経営として注目を浴びている。ただし、従業員が会社に求めるものが大きく変化する中、会社の要求を一方的に押し付ければ、優秀な人材を採用できなかったり、流出したりするリスクはますます高まる。組織のミッションを達成するだけでなく、従業員のニーズも満たすために、人事は何をすべきなのか。日本マイクロソフトやアストラゼネカなど数々の企業で人事の責任者を務め、現在はアステラス製薬の専務担当役員 人事・コンプライアンス担当を務める杉田勝好氏に話を聞いた。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2023年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。