あらすじ花屋で働く林(はやし)塚(づか)佳織(かおり)のもとへフランスのホテルグループ、ヴィネーの次期総帥との縁談が舞い込む。経営難に陥った実家の老舗旅館を救う代わりに出された条件だった。会食に現れた美貌の実業家、ルカ・アルジャン・ヴィネーは、なんと幼い頃にともに遊んだ本城(ほんじょう)琉珂(るか)だった。食事の後、琉珂は嬉しそうに笑うと無邪気な様子でキスを迫り、自身が泊まっているホテルの一室に彼女を招く。