あらすじ婚約者が何人も不審死し、魔女と忌避される子爵令嬢・ロレッタ。辺境なら噂の手も届くまいと出席する夜会で侯爵・グラハムに見初められる。噂を知っても惑うことない彼と過ごす甘い夜。それも束の間、謎の人影と共に異変は突如として訪れ、日常を犯す。愛するほどに、殺してしまう。自らの呪いにグラハムから離れようとしても、彼は許してくれない。「――ロレッタよりも先に死ぬことはない」約束する言葉を信じるも、魔の手は迫り……