あらすじ婚約を控えていた子爵令嬢のリュアンは、突如押し入った黒仮面の侯爵トーマスに誘拐されてしまう。彼は父が働く悪業の証拠を集めていた。彼は屋敷に戻ると豹変して犯そうとし、後日の舞踏会では冗談めかした告白をする。篭絡しようとでもしているのか。しかし、警戒する心とは裏腹に惹かれる想いは、ただトーマスに注がれていて。「愛している、リュアン」身体を重ね、乱れる夜に囁く言葉が胸を満たす中、婚約者の父が現れて……?