あらすじ上司との軋轢の末、子会社への出向を命じられた有賀邦久は、そこで姿だけはよく似た双子の兄弟、森川倫生・陽二に出会う。無愛想だが人のいい、直属の部下でもある兄の倫生、兄を「リン」と呼び快活に笑う弟の陽二。対照的な二人に信頼をよせていく邦久だったが、ある雨の夜、陽二にキスをされる。わけがわからず苛立つ邦久に対し、陽二の態度はいつもと変わらず。そこへ倫生が真摯に手を差し伸べてくるが。