あらすじ人的資本経営でも、また過ちを繰り返すのか。はやりの人事制度に振り回された30年が、日本企業の競争力を奪った。「日本の人事」を再生する方法を、現場を知るコンサルタントが明快に語る!グローバル人事、コンピテンシーモデル、ジョブ型人事、そして昨今は人的資本経営。この30年間、新たな「人事制度ブーム」が登場しては取り入れられてきた。しかし、結果が出たとはお世辞にも言えない。人事マネジメントの世界でも、やはり「失われた30年」だったのである。なぜ、うまくいかないのか。本書ではその失敗のメカニズムを明らかにし、新時代に対応できる人事システムの再構築について語る。【本書で掲げる5つのアジェンダ】1 ジョブ型ありきではない人材戦略2 お金だけではない人への投資3 会社の付加価値増につながる「報酬引き上げ」4 見えることではなく、「見るべきこと」を見える化する5 人事部門を再活性化する