ある町の小さな動物病院を舞台に、動物と人との暖かな触れ合いを描いた漫画。この「春山動物病院」では、“院長”と呼ばれて振り向くのは10年前にやってきた猫のハルちゃんと獣医の春山先生。ここを訪れるのは、病気になった動物、ケガをした動物、予防接種に訪れる動物、捨てられた動物たち。さまざまな動物たちと飼い主、「2人(?)の院長」とそこで働くスタッフが織りなす愛と笑いのドラマ。絶版となった単行本『しっぽのお医者さん』(朝日新聞出版刊)の中から5ページ作品25編を抜粋、さらに本刊行のために新たに描き下ろした15ページの作品2編を加えたファン待望の新版。