没10年!
アップルを創業し、コンピュータを「友だち」にしてポケットに入れ世界を変えた男、その希代の起業家がたどり着いた先は?
300万部超の大ベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』の作家・片山恭一が、スタンフォード大学ライブラリーにセレクトされた写真家・小平尚典の貴重な41枚の写真を得て描く、「世にも孤独な男」のバイオグラフィー。
「その男は何をしたのか?
コンピュータをよりパーソナルにして人間と近づけた。
男のメッセージは『誰もがコンピュータに触れることで未知と未来にアクセスできる。パスワードはりんご』。
数多くの魅力的なプロダクトを世に送り出し、人の心をつかむ言葉を発し、巨万の富を得て、56歳で病魔に倒れた。
その男を、ぼくの心の空間でもう一度生かしたいのだ。
男の名はスティーブ・ジョブズ。」(片山恭一 本文「プロローグ」より)
<目次>
プロローグ ジョブズの写真
1 誕生から追放まで
2 Who Is He ?
3 復帰と病魔
4 紙をポケットに入れて
5 世界を変える
6 シリコン・バレー
7 カリフォルニア・ドリーミング
8 ホウル・アースな問題
9 フレンドリーなコンピュータ
10 二人の先導者たち
11 出口のない部屋
12 りんごをデザインする
13 シンク・ディファレント
14 消えた少年たち
15 貧困をビジネスに
16 孤独の惑星
17 死
18 たどり着いた未来
エピローグ 写真家から一言