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日本刀は素敵

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「元祖刀剣女子」の佐野美術館の渡邉館長が日本刀の魅力について語りつくした「日本刀は素敵」がついに文庫化! 刀剣の歴史はもちろん、鑑賞の仕方から刀剣のお手入れの方法や保存方法についてなど、初心者にもわかりやすく読みやすい内容になっています。 刃文、地文、匂、沸、働きの味わい方や、銘の改竄についてなどなど、中級から上級者の方にも満足できます。 渡邉妙子氏の妖刀に籠められた怨念の恐怖体験といった実話も集録されている、刀剣ファンならずとも押さえておくべき一冊です! 著者と刀剣に関わった著名人の言葉も、見どころの一つ。 佐野隆一翁(佐野美術館創設者) 「一つがきちんとできない人間は、すべてがいい加減になる」 「僕が死んだあと、佐野はどんな人、と聞かれたら、このコレクションを見てくれ、これが佐野だと言ってくれ」 佐藤寛二氏(国宝の薙刀「長光」寄贈者) 「今の日本人は実に嘆かわしいですね。真心をどこかに忘れてきてしまっている。人間は信念をもって生きねばだめですよ」 本間順二氏(本間美術館初代館長、日本美術刀剣保存協会会長) 「初心者ほど、まず名刀に接すべき」 黒庵(本阿弥光徳か?)の『解粉記』慶長十二年の奥書より 「刀を見るは、目に心を任すべし、心に目を任すにより見ちがえ多し。その故は、目は正直なれども、意より丈なし。次第なるによって、心のひいきする方へ、目をつれてゆくものなり」 流政之氏(世界的な彫刻家。学生時代にのちの人間国宝・隅谷正峯氏と日本刀の鍛錬をしていた) 「反りを出そうとして生まれた曲線は面白くない、(日本刀の反りは)直線らしい直線を作ろうとして生まれた曲線なのだ。だから緊張感があるんだ」 ウォルター・コンプトン氏(医学博士、日本刀の世界的コレクター。アメリカの骨董屋で売られていた、国宝照国神社の宝刀・国正の太刀を日本に寄贈された時の言葉) 「名刀にはおかれるべき場がある。これは個人が所有すべき太刀ではない。」 以下、深く取り扱われた名刀を目次の抜粋です。 ◎気高さに胸打たれた三条宗近 ◎「童子切」で知られた伯耆安綱 ◎その姿は王者の風格、一文字良房 ◎躍動的な魅力、長船長光 ◎直刃でさわやかさを秘めた来国俊 ◎僧兵たちの腰にふさわしい手掻包永 「日本刀は美術史学の範疇ではない」と言われてきたと、渡邉館長が本書の中で述べています。そして「日本刀を日本の工芸・美術の中に位置づけしよう」と奮闘されてきました。 しかしこの本を読み終えた時、あなたはきっと思うでしょう。「日本刀は美術や芸術の中におさまるものではない。日本民族の誇りであり、魂である」と。
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あらすじ

「元祖刀剣女子」の佐野美術館の渡邉館長が日本刀の魅力について語りつくした「日本刀は素敵」がついに文庫化! 刀剣の歴史はもちろん、鑑賞の仕方から刀剣のお手入れの方法や保存方法についてなど、初心者にもわかりやすく読みやすい内容になっています。 刃文、地文、匂、沸、働きの味わい方や、銘の改竄についてなどなど、中級から上級者の方にも満足できます。 渡邉妙子氏の妖刀に籠められた怨念の恐怖体験といった実話も集録されている、刀剣ファンならずとも押さえておくべき一冊です! 著者と刀剣に関わった著名人の言葉も、見どころの一つ。 佐野隆一翁(佐野美術館創設者) 「一つがきちんとできない人間は、すべてがいい加減になる」 「僕が死んだあと、佐野はどんな人、と聞かれたら、このコレクションを見てくれ、これが佐野だと言ってくれ」 佐藤寛二氏(国宝の薙刀「長光」寄贈者) 「今の日本人は実に嘆かわしいですね。真心をどこかに忘れてきてしまっている。人間は信念をもって生きねばだめですよ」 本間順二氏(本間美術館初代館長、日本美術刀剣保存協会会長) 「初心者ほど、まず名刀に接すべき」 黒庵(本阿弥光徳か?)の『解粉記』慶長十二年の奥書より 「刀を見るは、目に心を任すべし、心に目を任すにより見ちがえ多し。その故は、目は正直なれども、意より丈なし。次第なるによって、心のひいきする方へ、目をつれてゆくものなり」 流政之氏(世界的な彫刻家。学生時代にのちの人間国宝・隅谷正峯氏と日本刀の鍛錬をしていた) 「反りを出そうとして生まれた曲線は面白くない、(日本刀の反りは)直線らしい直線を作ろうとして生まれた曲線なのだ。だから緊張感があるんだ」 ウォルター・コンプトン氏(医学博士、日本刀の世界的コレクター。アメリカの骨董屋で売られていた、国宝照国神社の宝刀・国正の太刀を日本に寄贈された時の言葉) 「名刀にはおかれるべき場がある。これは個人が所有すべき太刀ではない。」 以下、深く取り扱われた名刀を目次の抜粋です。 ◎気高さに胸打たれた三条宗近 ◎「童子切」で知られた伯耆安綱 ◎その姿は王者の風格、一文字良房 ◎躍動的な魅力、長船長光 ◎直刃でさわやかさを秘めた来国俊 ◎僧兵たちの腰にふさわしい手掻包永 「日本刀は美術史学の範疇ではない」と言われてきたと、渡邉館長が本書の中で述べています。そして「日本刀を日本の工芸・美術の中に位置づけしよう」と奮闘されてきました。 しかしこの本を読み終えた時、あなたはきっと思うでしょう。「日本刀は美術や芸術の中におさまるものではない。日本民族の誇りであり、魂である」と。

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