【書籍説明】
次のビジョン、見えてますか?
実は今、世界は「自由主義経済」の終焉を迎え、新たなステージに生まれ変わろうと断末魔と産声を同時にあげている激動の時代だったりします。
こんな時代を招いたのは主に地球環境の悪化と、自由主義経済の持つ弊害をケアしてこなかった人的ミスですが、世界情勢の変化で人類が今世紀を「精算の世紀」と位置づけたのも、大きいでしょう。
様々なことに見切りをつけ、あるいは手放し、過去の後始末をする時代と世界のお歴々は腹を括り、ハンドルを切ったのです。
もちろん我々庶民は置き去りで。
皆さまはあまりにも目まぐるしいこの展開に、ついて行けてますでしょうか?
無理?でも正直この先の世界がどうなるか?予測ぐらいはしておきたいものですよね?
このまま右も左も分からない新世界で、圧倒的情報不足で戦えない状況に甘んじるなんて、絶対イヤですよね?
そこですでに数名の経済学者が口にしている「次にくる世界の全貌」を、分かりやすく私なりの解釈も加えて、その生活や経済が大体想像できるように説明していきたいと思います。
それは簡単に言えば「少し我慢することで発展を守る中世ヨーロッパ型自由主義経済」です。
継続可能な地球に優しいライフスタイルと世界経済。
それでいて伸びしろもしっかりあるものの、今よりはずっとモノの消費も穏やかで、物価も基本お高めの消費抑制社会です。
その一方で人々は簡単にインターネットで繋がりますし、情報は飛び交います。
勿論国境を越えた物流も維持されたままです。
何が退化し、何が残り、それにより人々の心がどう変化するのか?それによって消費はどのような形に変わるのか?
それを予測し、経済人としての行動に活かすことが、確実にあなたを新経済主義の覇者に導くことに繋がるでしょう。
この本で身につけて欲しいのはたったの八つです。
それだけであなたは新体制の経済主義を生き抜ける、バリバリの経済人になれるのです!
【著者紹介】
CACAO(カカオ)
京都在住の兼業ライター。
経済は主婦のお財布から!をモットーに、買い出しついでにモニタリングをしてたりする。
不況の兆しが幾つも見られて、心細い今日この頃だったり…