自由気ままな精霊姫（６）

ミッションで読みました。
虐げられていた主人公が家から出て行く段になっていきなり半殺しに遭うという、なかなかハードな出だし。そこからのあっという間のザマァ展開。ただし主人公が逆襲したのではなく周りの人たちですが。サクサク進むのかなと思ったらまだまだ続いているようですね。
扉絵の変遷を見てみると、1巻では同じだった主人公の目が2巻目からオッドアイになっているので義理の妹に切りつけられた目は失明しちゃったのかな。最後は気になるけど買ってまでは読まないかな。

精霊王の娘なのに肉体的には割とフツー？　封印が解けたらラ〜〜って覚醒して自分でザマァするんじゃないんだ？
シリウスとどうなる訳でもなく（なったら大変）ザマァは他人任せでいつまでも庇護下、わがままは言わせてくれるだろうけどそれを「自由」と言えるのかな。

また、無抵抗の人間に対する仕打ち（の表現）が度を越している。その役を何の背景も持たないバカな母娘に負わせたがために、ストーリーの薄っぺらさが際立ってしまった。
「意地悪く醜く描かれた悪役が、容赦なく制裁を受けたら読者がスカッとする」「虐待・制裁シーンを読者が期待している」と編集が思っているなら、これぞ胸糞

内容でした。
ミッションで読んだ限りですが。
継母や義妹が姉を虐げるというのは転生モノあるあるですが、そのやり口が群を抜いて残酷過ぎる。
精霊の母親も何でここまで実の娘を放置出来たのか・・・
精霊という人間とは全く違った存在で国を亡ぼせる程の強大な力を持っているが故に感覚が人とは懸け離れているって事なのかな？
1巻を読んだ時点では胸糞過ぎます。

心と体は離れてるのに聞き耳たてれるってどうやねん！ってツッコミしてしまったわ

描写もキャラクターのデザイン・動き・動機も全て雑。構成は練られていないし読んでしまった事が時間の無駄だと思わせる内容。よくあるヒーローと虐げられヒロインwith愉快な仲間たちにしたかったんだろうけどどれも失敗している。酷い。