あらすじ成彰からの口づけが頭を離れない薫子。でも、いつもと同じ態度の成彰を見て、「成彰様にとって、大したことではない」のだと落ち込んでしまう。そんな折、今度は『春宵の宴』の主役である鉢盛に使用する予定だった、梅壺の梅が何者かに全て切られてしまって!?実家の梅が先の上皇から下賜されたものだと思い出した薫子は、代わりにできないかと成彰に提案すると――何故か、薫子の実家に成彰がやって来ることに!?平安に花開く、身分違いの雅びやか系恋絵巻!