「どこにも行かないでくれ」そう誰かに言ったような…。サラリーマンの梶が泥酔して帰宅すると、翌朝ベッドの隣には知らない青年が立っていた。その青年、大学院生の北原は、酒の飲み方がいつもより荒れていたのは何故だと訊いてきたうえに、昨夜自分を家まで送った礼として、居候させてくれと迫ってくる。だが、自宅を教えた覚えもなければ、自分の酒の飲み方を教えてもいない…これってストーカー?さらには、夜になるとベッドの上で襲ってきて…――。好きになったらストーカー気質の大学院生と、ネガティブ気味サラリーマンの不思議な同居生活が始まる!