あらすじ美しいものが大好きな獣人の国ライラックの第一王女ミレイユ・フェリクスは、『運命の番』である庭師のミルコに出会った。──だけど、番の顔はミレイユの好みではなかったのだ。最初は番の顔に難色を示していたミレイユだったが、どんどんミルコに惹かれていく。しかし一方のミルコはというと、ミレイユに対していつまでも冷たい。それには、とある『事情』があった。白犬獣人の面食い王女と、凶悪顔の貴族嫌いな人間の庭師。二人が出会って、体からはじめられなくて、泣き落としたり絆されたりしながら両想いになるまでのお話。