母親とともに薄汚れたアパートへと引っ越してきた早苗。そこは社会からつまはじきにされた「クズ」達が集うこの世の地獄だった。部屋に入った早苗たちは、さっそく大家の息子・良太にオナニーを見せつけられてしまい、無法地帯の片鱗を垣間見る。その日の夜……母親からの虐待に反撃した早苗は、勢い余って包丁で母の頭部を切り付けてしまう。騒ぎを聞きつけやってきた大家は、「俺の言う通りにすれば丸く収めてやってもいいけどな…どうする?」と囁いた。「わたし、ママと……仲良く暮らしたいの」そういい全てを大家へと任せる事にした早苗。しかしこの「選択」が、地獄の日々の始まりになるとは思いもしなかったのだ。